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命がかかった頭脳戦鬼ごっこ。。これはもう本格派サスペンスホラー【約束のネバーランド】

約束のネバーランド

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引用Amazon 約束のネバーランド

 

あらすじ

 

そこは孤児院、フカフカのベッド美味しいご飯、白ずくめの制服、首筋のマイナンバー、毎日のテスト、ママと呼び慕っている彼女は親ではないし、ともに暮らしている彼らは兄弟ではないが、優しいママと兄弟のように暮らしてきた彼らと楽しく暮らしていた。
孤児院の生活は永遠ではない12歳になるまでに里親を手配され巣立っていく、そんなある日、コニーという12歳に満たない女の子が里親に引き取られることになる、コニーをみんなは笑顔で見送るが、コニーが大事にしていたウサギの人形を忘れていることに気づきエマとノーマンはママの教えを破り人形を届けることにする。
荷台の車を見つけ人形を渡そうと扉を開けると。。
そこにはコニーが。。コニーの胸には花が突き刺さっていた。。
声が聞こえ車の下に隠れると異形のものがコニーをホルマリンのようなものに漬け込んでいる、
しかも「この農園の人肉は全部金持ち向けの高級品なんだぜ」
そこで自分たちは食べられるために生きてきたと知る。ショックも束の間、ママも関わっている事を知ってしまう。
主人公はエマという活発な優しい11歳の女の子、同い年のノーマンは体力はエマには劣るが頭脳戦に強い。レイはいつも本を読んでいて知識が多い。
この3人を筆頭に孤児院全員をで外に出ようと計画する。
異形のものは何者なのか?外の世界はどうなっているのか?少しずつ明らかになっていく。

 

ホテプのみどころ

 

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引用 約束のネバーランド 1巻参照

 

 

エマは自分たちに発信機がつけられていることに気付いたり、ママが自分のことを疑ったりしていることに気づき演技する、普通の子供なら怖い大人に見つめられたら大声で泣き出してしまうだろう。大人でもできない、何せ命がかかっているのだ、自分の命がかかっていることよりも他のみんなの命がかかっている事を1番に考えて行動しているのだ。なんてできた子である。他の同い年の2人は「見捨てよう、きっと外の世界では生きていけない」というのに対して「見捨てられない全員でここを出るんだ」と効率よりも感情で語る。優しい女の子なのだろう。

ママはぬいぐるみを落ちていることに気づいてはいるが公には犯人を探そうとはしない、おかしいとエマとノーマンは思い内通者が子供達の中にいると気づく。内通者はレイだった。レイはママの内通者のふりをして二重スパイをしていたのだ。レイはエマとノーマンと生き残るために6年間も1人で脱獄の機会を図っていたのだ。ノーマンに3人だけで生き残ろうとレイはいう、エマは絶対みんなで生き残ろうとするが現実的ではないと、ノーマンにエマを騙せという。ノーマンはエマとレイとの板挟みとなるが逆にこんな凄い戦力は無いと歓喜する。ここまで冷静に判断できるものであろうか。
レイは正論でエマは無謀。とこうも第三者的に俯瞰できるのもすごい。
現実世界にいたとしたらどんな偉業を成し得たであろう。

 

少しまとめるつもりが1巻分だけでも語り尽くせない。ただの少年マンガだとたかを括って読み始めてはいけない。本格派サスペンスホラーだと思って読み始めてほしい

 

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